ウールは環境に優しい繊維

 

近年ファッション業界で注目されているのが、「エコ」や「サスティナブル」がテーマの商品。

その背景には消費者の環境意識が高まっていることもありますが、最も大きな理由は、ファッション業界が地球環境汚染に対し影響度が高い業種だからです。

ファストファッション流行の影響で、大量生産・大量消費による大量廃棄問題。

また衣類を作る過程で生じる汚染水や、化学物質の焼却時に発生する温室効果ガスなども問題視されています。

 

そんな中、今注目を浴びているのが、環境に優しい天然繊維でサスティナブル(持続可能)な素材の「ウール」。

なぜウールが環境に優しいのか、その理由と魅力をご紹介します。

 

 

 

ウールが環境に優しい3つの理由

 

1. 再生可能な繊維

ウールとは、皆さんご存じの通り「羊の毛」から出来ています。

着心地が良く、機能性に優れてるのは勿論のこと、羊は飼料になる草がある限り、毎年新しい羊毛を生産します。

つまり、ウールはサスティナブルかつ再生可能な繊維なのです。

また羊毛は主にタンパク質で出来ているため生分解性があり、廃棄しても土に還る地球に優しい繊維です。

 

2. 耐久性と強度に優れている 

ウールはとても弾力性があり、型崩れやシワになりにくい素材。

また天然の脂分が多いことから、汚れや臭いの発生を抑えてくれます。

このように機能性に優れているウール素材は、長く愛用出来るのです。

 

3. 染色しやすい

ウールは吸湿性が良いので、染める時も色をよく吸収しくれます。

発色が良く、ムラが少ないからこそ、化学薬品を使わなくてもカラフルな色に染めることが出来ます。

 

 

 サスティナブルなブランド「ソックウェル」

 

今、地球上で何が起こっているのか。人々の心と心の中にあるものは何なのかーー。

ソックウェルというブランドは、そういった考えに基づいて生まれました。

糸は環境に配慮されている、再生可能な素材としてメリノウールやバンブー(竹)に注目。

メリノウールは自然に分解され、自然に温度調節をしてくれるという素材ですが、そのメリノウールを主に使用し、バンブーなどを織り交ぜて靴下を作っています。

会社を設立した時からソックウェルは何かを決定する時には「地球にとって一番良いことは何か」を最優先に上げています。

使用する素材、二酸化炭素の排出量の削減、ビジネス、どんな時でも地球のニーズを念頭に置いています。

 

 

◆CO2の削減

ブランド立ち上げ時からソックウェルは、Made in USAを貫いてきました。

羊の飼育～ソックス製造まで一貫してアメリカ国内で製造を行うことで、生産時に出るCO2の排出量を最小に押さえています。

このような取り組みは、アメリカの羊農家を支援し、アメリカの繊維産業を活性化させるというコミットメントの一環でもあります。

 

◆環境に配慮した調達先

空気の排出や廃水の品質に関するすべての適切な基準に準拠しているサプライヤーとのみ取引しています。

ソックウェルでは化学物質を使用するサプライヤーに対し、基準を満たしていることを毎年証明するよう求めています。

 

◆リサイクル

ソックウェルに使用しているパッケージは、リサイクル素材から出来ています。

またアメリカ国内の工場では、輸送に使用する段ボールや、生産段階で出る細かいウールなど約95%のリサイクルを行っています。

 

 

ウールから学ぶサスティナブル

 

 

意識の高い暮らしは日頃のファッションからでも簡単に実現できます。

天然素材のウールは身体に優しいだけでなく、環境にも優しいプレミアムな繊維。

「サスティナブル」という言葉だけ聞くと、大ごとのように聞こえるかもしれませんが、日常の些細な選択からサスティナビリティーを意識するだけでもいいのです。

ソックウェルは「ソックス」という身近なアイテムだからこそ、気軽に取り入れられるサスティナビリティーです。

まずは、ソックウェルからサスティナブルな生活を始めてみませんか？

 

 

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