朝一日の始まりの時、ベッドから起き上がり、立ち上がろうと足を踏み出すと、突然、かかとのあたりに刺すような痛みが走り、思わず腰を下ろしてしまう。そんな経験はありますか?
足の裏にある、かかとからつま先まで続き、足のアーチを支える厚い帯状の組織(筋膜)に炎症が起こることで発症する「足底筋膜炎」。ハーバード大学の研究者は、成人のかかとや足の痛みの最も一般的な理由の一つに挙げています。
足底筋膜が伸びすぎて、筋膜に小さな裂け目ができ、特に筋膜がかかとの骨に接する部分で起こります。足底筋膜炎は、一般的に刺すような痛みとして認識され、通常、朝、その日の最初の一歩を踏み出すときに感じられ、動くにつれて痛みは治まります。この足の裏の痛みは、長時間立っていた後や、座った後に立ち上がったときにも引き起こされることがあります。
足底筋膜炎を早く治すにはどうしたらいいかと考えたとき、まず足を守り、快適にすることから始まります。多くの場合、生活習慣の中から痛みの原因となるものをみつけ、改善していくことが必要です。
原因・要因
簡単に言うと、足底筋膜炎は、足底筋膜が過剰な張力を吸収して、筋膜に小さな裂け目ができることで起こります。筋膜は足への衝撃を吸収するためにあるため、筋膜の断裂や炎症は、足から脳へ直接痛みの信号を送ります。正確な原因は不明ですが、いくつかの危険因子があると考えられています。
リスク要因
- ハードワークな運動
- 長時間の立ち仕事
- アキレス腱が硬い、弱い、または損なわれている
- 扁平足やハイアーチ、歩き方
- 体重の増加
朝の痛みは、前日の運動でよくある痛みと決めつけることができるかもしれません。しかし、それ以上の痛みだと思われる場合は、以下の方法を試してみることをおすすめします。
もし、痛みがひどい場合は、すぐに医師に相談してください。足底筋膜炎を無視すると、慢性的な痛みにつながる恐れがあります。
痛みを和らげる方法
足底筋膜の痛みを和らげる方法はいくつかあります。
靴選びを見直す
窮屈な革靴やヒールの高い靴は足へ大きな負担がかかります。痛みを感じる場合は以下の様な点に気を付けて靴を選びましょう。
- 低めから中程度のヒール
- アーチサポートがある
- 厚い靴底
- クッション性
サポート力のある靴下を履く
一日の仕事を終えて、靴を脱ぐときほど開放的な気分はないでしょう。ソックスが苦手な方は在宅ワークの際に素足で過ごされる方もいるかもしれませんが、素足よりも靴下を履くことをおすすめします。
ソックスの中でも足底筋膜とアキレス腱の両方をしっかりサポートできるサポート力のあるソックスをお選びください。ソックウェルの「プランターイーズシリーズ」は土踏まずの部分をしっかり圧迫して、筋膜にかかるストレスを吸収し、一日中快適な履き心地を維持することができます。
ストレッチ
他の筋肉や腱と同様に、足底筋膜、アキレス腱、ふくらはぎを毎日ストレッチすることは、特に一日の始まりやトレーニングのためのウォームアップの際に、素晴らしい効果を発揮します。
おすすめのストレッチ方法
背筋を伸ばして椅子に座りお試しください。
- エクササイズ1
小さな円筒形のものの上で、片足1分間ずつ足を転がします。 - エクササイズ2
片足を交差させ、母趾をつかみ、15秒から30秒間、手前に引き寄せます。この外反母趾のストレッチを両足で数回行う。 - エクササイズ3
タオルを丸めてストラップのようにし、両手でタオルの両端を持ち、片足の土踏まずの下に置く。足の甲を手前にゆっくりと引き寄せ、15~30秒キープし、両足で数回繰り返す。
壁から腕の長さまで立ち、右足を左足の後ろに置いてふくらはぎを伸ばします。右ひざを伸ばし、右足のかかとを床につけたまま、左足をゆっくりと前に曲げます。15秒から30秒そのままの状態を保ち、手を離します。これを片足ずつ3回ずつ繰り返す。ふくらはぎの筋肉が気持ちよく伸びているのを感じるはずです。
健康的な体重を目指しましょう
足底筋膜の痛みの原因として体重が疑われる場合、健康的な体重を目指し、それを維持するようにしましょう。水泳や自転車などの軽い運動がおすすめです。
これらの方法は一例です。痛みがひどい場合は医師に相談し、最適な治療法を検討してください。
プランターシリーズでより快適に
ソックウェルは、家こそが癒しの始まりだと考えています。塗装されている道が歩きやすいように、ソックス選びも大切です。
メリノウールを使用したソックウェルのソックスは、体温調節と蒸れからくる不快感を助け、一日中履いていても快適です。足の健康は、足底筋膜やアキレス腱のケアに役立つことが重要です。
プランターイーズシリーズはしっかりとした着圧で、アキレス腱や土踏まずをサポートします。
プランターイーズシリーズの特徴
- 足底、アーチ、足首のサポート
- しっかりとした着圧力
- 選べるクッションの厚み
- スリーブ丈がある唯一のシリーズ