
羊毛はどうやって毛糸になるの?
私たちにとって、とても身近な素材である「ウール」。
ウールは温度調節と湿度調節に優れているので、靴下の素材としても適しており、
Sockwell(ソックウェル)の靴下にも使用されています。
ウール=羊毛ということは、ご存じの方も多いですよね?
では、元々羊のもふもふとした体毛だったものが、いったいどのようにして毛糸になるのでしょうか?
Sockwellの靴下が羊の毛刈りからウールになってあなたに届くまでをご紹介します!
Sockwellの毛糸の産地
Sockwellは、アメリカで飼育されたメリノ種という羊からとれた「メリノウール」を使用し作られています。
「メリノウール」は、羊毛の中で最も高級な一品とされており、カシミヤのように柔らかな手触りが特徴です。
自社管理の元羊の飼育から生産を行うことによって、品質の安定に加え、生産時に出るCO2の排出量を最小限に抑える事ができ、環境を守る取り組みにも繋がっています。
毛糸になるまでの作業工程
まずはもこもこに生えた羊の毛を刈るところから。
羊は生後1~2年経過すると、毎年春ごろに毛を刈られるようです。
刈り取った一頭分の羊毛を広げるとこんな感じに!
この原毛の事をフリースというんです。
フリースからウールの毛糸になるまでの主な作業工程をご紹介します!
①羊毛を選別(選毛)
刈り取られた羊毛を熟練した人間の目で選別します。
天然物な羊毛は、羊の育つ環境や種類の違いで太さ、長さ、スタイル、ラノリン(羊の脂)の含有量など千差万別。
人の手に頼る大変な部分ですがとても重要な作業です。
②羊毛を洗う(スカーリング)
毛刈りが終わったあとの羊毛には脂や汚れがたっぷり。
一晩漬け置きした羊毛をウール用の洗剤を使い、ぬるま湯で数回洗い流します。
洗濯機で洗うことも可能ですが、手洗いで洗うことでキレイな仕上がりになります。
③羊毛をほぐす(カーディング)
続いて羊毛をほぐすカーディングという工程です。
大小のふっくらした固まりになっている洗い上げ羊毛に、絡まないように油をかけて
表面に針がある大小のローラーが備わった機械に通します。
これにより繊維を1本づつほぐし薄い毛の膜を作り、束ねてロープ状にしていきます。
この状態を「スライバー」といいます。
④羊毛を揃える(コーミング)
ロープ状になったスライバーを6~10本組み合わせ、櫛でけずりながら引き伸ばしていきます。
何度も繰り返すことで繊維が平行になり、均一の太さになります。
次にたくさんの櫛が付いたコーマー機という機械にかけ、植物性の不純物やゴミなどを取り除いていきます。
きれいになったスライバーを巻き上げて西洋こまのような形にするので、これをトップと言います。
ここまでが糸にする中間工程です。
この状態で染色されたものがトップ染めといわれるものなんですよ。
⑤糸紡ぎの準備(前紡)
この段階ではまだ赤ちゃんの腕くらいある太さの毛糸を、箸ほどの太さにするため機械にかけます。
細くなったらいよいよ糸を紡ぐ工程に入ります。
⑥糸を紡ぐ(精紡)
精紡機の芯には1分間に1万回転以上もまわるスピンドルがあり、
糸の太さまで引き伸ばすとともに撚りをかけて糸を紡いでいきます。
巻き取った糸は単糸といわれます。
⑦撚りをかける(合糸・撚糸)
巻き取った糸・単糸は、糸蒸し加工が行われ、さらに2本を組み合わせてもう一度逆の方向に撚りをかけて双糸にし
ようやく毛糸が完成します。
1頭の羊からとれる毛糸は約4.55キログラムと言われています。
羊から刈り取られたウールはいくつもの製造工程を得て、やっと毛糸になっていくんですね。
Sockwellのウールの特徴
Sockwellに使用されている「メリノウール」は最も高級とされるウール素材として知られ、柔らかく光沢感があります。
また一般的に使用されるウールに比べ、メリノウールは19.5ミクロンとウールが細いので、
チクチクせずにフワッと柔らかく包み込まれるような肌触りです。
他にも、Sockwellにはこの様な特長が!
①長持ち丈夫
Sockwellにはメリノウール以外に、竹から作られているバンブーレーヨンを使用しています。
竹繊維が含まれることによってソックスの強度が高くなる他にも、
バンブーの特長である抗菌作用で消臭効果もあり、一日中快適にお使い頂けます。
②洗濯機で洗える
ウール=クリーニングが必要と思われる方も多いと思いますが、Sockwellは自宅でお洗濯しても大丈夫!
高品質な「メリノウール」と「バンブーレーヨン」等を掛け合わせたオリジナル紡績を使用している為、
洗濯機で洗っても縮んでしまう心配がありません。
③サステナブルな取り組み
最近よく耳にするサステナブルとは、「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。
(サステナブルについての詳しい記事はこちら→http://u0u0.net/volY)
Sockwellは、羊の飼育~ソックス製造まで一貫してアメリカ国内で製造できる環境を整えており、
生産時に出るCO2排出量を最小に押さえています。
またアメリカ国内の工場では、輸送に使用する段ボールや、生産段階で出る細かいウールなど
約95%のリサイクルを行っています。
こういった活動は、まさにサステナブルな活動そのものです。