why wool?
柔らかく高品質なメリノウール
Sockwellで使用されているすべてのメリノウールは、北アメリカ大陸にあるロッキーマウンテンで自由放牧されたランブイエメリノという品種のウールを使用しています。
ランブイエメリノは寄生虫や病気に対して強いという特徴があります。
お尻の後ろの部分が他の品種と違ってシワがなく非常になめらかで、寄生虫がお尻のシワの部分に挟まないよう予防するための、その皮を除去するミュルシンというプロセスを省略することができます。
そうして、私たちのランブイエメリノは快適にロッキー山脈で自由放牧を楽しみながら生活することができるのです。
季節を問わす使える。なぜ世界中でウールは愛されるの?
ウールといえば何を思い浮かべますか?セーターや手袋、マフラーなど。
特に冬に使用するアイテムを思い浮かべる方が多いかもしれません。
日本では、冬の素材と位置付けられていることが多いですが、世界では一年を通して利用できる機能的な素材として扱われています。
季節を問わす便利な素材として使用されているウール。ウールにはどのような特徴があるのでしょう。
<ウール素材のポイント>
・ニオイを抑える
・蒸れにくい
・温度調節
ウールソックスを履くとウールが汗を吸収し、そして汗を蒸発させ、常に足が蒸れにくいのでニオイを抑えることができます。
スーツや赤ちゃんのおくるみ、肌着など身近なアイテムにもウール使われています。
ウールは100%天然素材。毎年、羊が新しい毛を作る過程で取れる豊かな自然の恵みです。天然のタンパク質からできているウールは、土壌中の微生物によって分解され、栄養として土に還ります。ウールは、地球にやさしいエコ素材。ウールを選ぶことで、環境に配慮する事ができます。
カシミアのように柔らかなメリノウール。高品質で高機能なオリジナル紡績。
一般的なウールの細さは21.5~23マイクロン。髪の毛は50~100マイクロン。ウールは髪の毛より細い繊維です。
Sockwellで使用されているメリノウールは19.5マイクロン。カシミアのように細いウールを使用しています。チクチクしにくくサラッとしてるのにフワッと柔らかな肌触りを感じていただけます。
そのウールに耐久性や防臭効果を持ったバンブーレーヨンを組み合わせたオリジナルの紡績は、Sockwellのすべてに使われており、それぞれの特徴を最大限に生かしたオリジナル紡績です。
一部のシリーズにはアルパカをミックスして使用しています。より優れた耐久性と断熱効果がありさらに柔らかいという特徴を持っています。
比べてみました。よく使われている合成繊維やコットン素材。
手ごろな素材として知られている合成繊維やコットン。ソックスの素材としても多くのブランドが使用しています。では、実際素材が違うと履く心地はどのように変化するのでしょうか?ウールと合成繊維ウールとコットンを比べてみました。
合成繊維は、水分を吸収する量はウールと比べると約1/40といわれています。
汗が足から靴に蒸れが移り、靴の中が蒸れている状態になりやすく、バクテリアの繁殖を増やし、マメや靴ずれなど足のトラブルをもたらす原因を作りがちです。
ウールVSコットン
コットンは水分を吸収する量が、ウールと比べると80%ほどです。
吸収性は合成繊維ほど劣っているわけではありません。
しかしコットンは吸水性はあるものの、一度吸水すると乾燥するまでに時間を要します。
そのため靴下を履き替えする手間がかかったり、そのまま履き替えずに蒸れたままで放置すると、バクテリアが繁殖して臭いを発生、足のトラブルへ繋がってしまいます。
本来足の汗は無臭です。蒸れてジメジメしたところが大好きなバクテリアが繁殖することでニオイが発生してしまうんです。ウールを使用しているSockwellは蒸れにくいため、ニオイが発生しにくく一日中心地よく履けます。